宮尾本 平家物語

来年の大河ドラマの原作になった宮尾登美子の平家物語を読んでみたり。まだ2巻中ほどで、義経は出て来てません(もうちょいだけど)。女がらみのネタが多すぎというか、平清盛が単なるエロオヤジで陰が薄い感じですが、それはそれとしてオモシロイかも。

平家物語といえば吉川英治の「新・平家物語」があり、こっちは吉川英治の最高傑作だと一般に言われているので、比べるのはちょっとキツイですが、読み物としての面白さは遜色ないかなと。脚色しすぎなところも多々見られますけど、所詮は小説なので何でもアリで良い気がする。

原作が良いからといって、大河ドラマになっても面白いかといえばそういうわけでもないわけで。