Mediumのネガティブさ

主にシステムとして、書く人のメリットがあまりない点などがMediumの欠点として挙げられることが多い。そういうのもあるだろうけど、そもそも喜んでタダ働きをしようとする何百万もの人々がいるのだから、その点はあまり問題にならないと思う。それよりも、多くの記事がバッシングや自身の不満をぶつけるものに偏ってて、Medium自体がネガティブなものに見えてしまうあたりの方が気になる。

こまめに読んでいるDesign/UXカテゴリの記事では、ここ3ヶ月ほどiOS 7についての様々な記事が公開されている。そういった記事を書いた人たちがどの程度の専門家かはわからない(わかりづらい)けど、自分の好みを理論武装してぶつけているだけのようなものが多かった。その理論には見るところもあったりして、ネガティブなものの興味深いものを含んでいるとは思う。その一方で自身が責任をもって管理するウェブサイトではないため、強い調子で荒々しくなりがちな印象も受ける。

Design/UXカテゴリにかぎらず、Mediumに書かれた記事は、Mediumの記事にしか見えない。編集を通るわけではないので、実際には普通のブログと何ら変るところがないにも関わらず、Mediumのイメージがとても強い。誰かがMediumに書いた記事ではなく、誰かが書いたMediumの記事という感じがする。書く人もそれはなんとなくわかっていて、Mediumの記事として書いているんじゃないだろうか。

Svbtleにはそういうところはない。それは招待制であるからだけじゃなくて、サブドメインか自身のドメインで運営されていて、ネットワークの一部ではあるけど独自性が強く、書く人がコンテンツの責任を意識しやすいからかなと思う。

Mediumの思惑のひとつとして、あまり自分の書いた記事に責任を感じさせないようにすることで、自由闊達な記事の収集を図り、コンテンツの質を向上させようとかはあったりはしそう。このままネガティブさが強調され、イメージの良くないものに固定されてしまうか、質と量がそれを上回り続けるか。


このエントリ自体がネガティブな感じでアレ。けど、単に今はネガティブな印象を持ちかねない期で、すぐにそれを払拭してくれるような展開になるんじゃないかと楽観もしている。