Four Things for Chart。

世の図表がすべてこうだったらなという要望を4つ挙げた記事を読んだ。図表で教えたいことじゃなくて、図表からユーザーが知りたいことに焦点を当てると良いのではないかという感じ。真っ当な意見だけどウェブの外側では広く受け入れられることはなさそう。折れ線グラフで未完成のデータへはまだ線を引かないみたいなのは気にしたことなかったので、これからは気をつけたい。

図表はプレゼンテーションのためのものなので、どうしてもその図表で表現したいことを中心に作成される。そのため異様にデフォルメされた円グラフや不用意に省略された棒グラフが世の中には多い。もちろん皆わざとそうしている。残りにくいメディアや環境になるほどその傾向は顕著になるで、新聞などでは比較的まともな図表が多く、TVになるとネタ画像にされる程度に面白い感じになる。非公開の場で使われる図表に至っては、もはや図表の体をなしてないこともあったりする。

これは別に誤解させようといった悪意に基づくものではなくて、大多数のケースでは善意や勘違いの産物な気がする。そのため永遠に奇形の図表はなくならないんではないかと思うけど、せめて自分で描く分は気をつけたい。