雑な情報を知りたい。キュレーション・メディアに偏ると、知りたいことを集めることしかできないので世界が広がらない。有名人ベースだと多少改善されるけれども、彼らもまた自分のあるべき姿みたいなイメージを持って活動しがちであるので、あまり意味が無い。

ライフハックみたいな概念があるじゃないですか。自分が必要な物だけをクリッピングする。そうすると自分の好きな情報だけが集まってしまって、そこに進化はないんですよ。

なぜ、京都の〈恵文社一乗寺店〉は、わざわざ全国から客が訪れる本屋なのか?BRUTUS特別編集合本・本屋好き。より)

書店であったり雑誌のようなサイズがある程度決まっている媒体ならば、入店した・購入した人がさばける範囲で雑な情報を提供することも難しくない。ウェブサイトのような成長し続ける媒体の場合、アクセスした人がストレートに興味を持ちそうな記事の提供は可能ではあるが、雑な情報であるところのアクセスした人を刺激するような記事を提供することがとても難しくなる。

ジャンル特化でウェブログを使い分けたりであるとか、TPOに合わせてソーシャル・メディアへの投稿を使い分けたりしていると、雑な情報のプラットフォームにはなりづらい。個が見えづらくなり、情報に特化されるからで、インターネットではそれが効率性のため良しとされている。

この効率性により得られるものはとても多いと思うけれども、失われるものも少なくはない。あまりジャンルに特化しない形で記事を発信するようなウェブサイトがもっと増えてきても楽しいんじゃないか。


まずは雑な情報の集まりであるようにウェブサイトを構築する必要があるように思う。ということで少し偏らせつつもノンジャンルでこのウェブログは書いている。