a要素のrel属性にリンク先のURLとその文書の関係を示す文字列を記述する、いわゆる小文字のセマンティック・ウェブ(書いてみたかった)とかいうシロモノで、(X)HTMLの仕様に明記されていない値を利用するには、プロファイルをきちんと定義しなければなりません(このサイトではまだ定義してないのに使っちゃってるんだけど)。XHTML Meta Data Profiles(以下XMDP)は、そのプロファイルを定義する文書の仕様です。

XMDPはサンプルを見てもわかるように、とても簡単明瞭なもので、プロファイルとして新たに定義したいプロパティ名をdt要素、その説明をdd要素で定義し、それらを抱合するdl要素のclass属性の値にprofileを指定してやるだけ。

<dl class="profile">
  <dt id="author">author</dt>
  <dd>A person who wrote (at least part of) the document.</dd>
</dl>

上記コードはMeta dataの定義方法で、Link typesの場合は、

<dl class="profile">
  <dt id="rel">rel</dt>
  <dd>
    <dl>
      <dt id="script">script</dt>
      <dd>A reference to a client-side script. When used with the LINK
      element, the script is evaluated as the document loads and may
      modify the contents of the document dynamically.</dd>
    </dl>
  </dd>
</dl>

と定義するようです。

なんとなく「定義するにはもっとややこしい作業が必要なもの」とかいう先入観があったので、この明瞭さには驚いてみた。

プロファイルはhead要素のprofile属性で指定するのですが、複数のプロファイルを指定するにはwhite spaceで区切って指定するみたいです。

<head profile="http://example.org/p1 http://example.org/p2">

具体的な手順は大体わかったような気がする。

小文字のセマンティック・ウェブは、Microformatsとも呼ばれ、Creative Commonsが採用した辺りからセマンティック・ギーク(注: 適当極まりない呼称です)の注目が集まり始めてきたという印象。僕はどちらかというと単純明快に書けて幸せっぽいみたいな、とても投げやりでアレすぎな感じだったりする。