Pinterest #2

PVがジャンプアップしたことと資金調達に大成功したことで国内でもPinterestのことがちょくちょく話題になっていますね。ソーシャル分野においてショッピングと絡めることが注目されていることもあって、買いたいもの・買ったもののメモ的なウェブサービスという取り上げられ方をしていますが、それはちょっと違うんじゃないかなーと思います。使ってる感覚からするとTumblrFFFFOUND!Svpplyを足して3で割ったけどどれともちょっと違うような感じです。

Tumblrに近い所

  • RepinとLike
  • ニヤニヤできるDashboard
  • 複数のBoardを簡単に作れる

FFFFOUND!に近い所

  • 画像への特化
  • UIの簡素さと選択の狭さ

Svpplyに近い所

  • ライフスタイルの演出
  • 値段による整理

どれに近いかといえばFFFFOUND!が一番近いとは思いますが、それよりももっとセンス自慢的な側面が強いです。嫌な言い方をすればですけど。FFFFOUND!が画像そのものへの注目に主眼が置かれているのに対して、Pinterestではその画像をチョイスしたユーザー(やBoard)にフォーカスが当たるとかそんな感じです。

またそういうセンス自慢的な側面が強いことから、現実の自分の趣味そのものよりも理想とするライフスタイルを連想させる画像に偏りやすいです。ここらへんは良くも悪くも自分の内面が反映されやすいTumblrとはつながり方(ReblogとLike)は似ていても大きく違うところです。

Svpplyは金額という要素が強く働くので、どうしても現実的な方向に寄ります。買いたいものや買ったもののメモ、つまりショッピング・カタログ的な要素においては圧倒的にSvpplyの方が強いでしょう。そういう意味でもPinterestをショッピング・カタログ~などと言われると違和感があります。

Pinterestへの画像の投稿は、ガーデニングであるとか雑貨屋のウィンドウディスプレイであるとかそういった自分のセンスを他人に見せるものを作る作業に似ていると思います。かといって自己主張の強いものかというと、それはデザインの簡素さなどによって抑えられています。この辺りのバランス感覚がPinterestのすごいところで、それによってどこにでもありそうでなかなかないという味のあるウェブサービスになっているんじゃないか、と。