Open Source InitiativeのMITライセンスのページのURLを使ってMITライセンスと明示している人は結構多いと思います。ライセンス全文コピペするの面倒ですしね……。ただその場合は権利者の名前等を予め書き、ライセンス条項については以下のURLを参照……などと注意書きも含めた方が無難です。そういうのを「忘れるし! 面倒だし!」と思ったRemy Sharpがmit-license.orgというウェブサービスを作ってくれました。
登録するとユーザー名をサブドメインとしたURLが確保されます。例えば僕の場合はhail2u.mit-license.orgです。このページを見るとわかるように権利者の名前と発行年、オプションとしてWebサイトのURLにリンクを張れたりもします。
curlでJSONを送りつけるという方法でも登録できるみたいですが、JSONファイルの登録とバッティングしたりしたらどうなるんだろうとかちょっと疑問があったので、僕はGitHubでremy/mit-licenseをfolkして登録しました。
ユーザー定義ファイルのJSONは結構色々指定できますけど、
copyright
url
くらいにしておいた方が良さそうです。email
はそのあれですしね。format
でtxt
も指定できますが、お尻にlicense.txtと付けるとプレーン・テキストに出来たりとかそういう機能もあるので今のところ不要な気がします。URLでは他に年の範囲等も指定できます。こうすると発行年が指定された年の範囲に書き換わります。
MITライセンスを多用する人は使うと楽になれそうですね。僕は大体MITかPublic Domainのどちらかにすることが多いので、これからはこれを使ってみようと思います。