Google Analyticsで「ログイン」と間違えて「アカウントを作成」というサインアップのボタンを押したところ、それでもログインすることができた。Googleアカウントへログイン済みでAnalyticsアカウントを作成済みだとわかった場合はサインアップのボタンを押してもログインできるようになっているようだ。ログインとサインアップのボタンが横に並んでいると、間違えて違う方を押した結果サインアップ・フォームを見せられてイラッとすることがあるので、うまくできているなと感じた。
別のアカウントを作成したい場合は一旦Googleアカウントからログアウトしなくてはならない。同じGoogleアカウントで複数のAnalyticsアカウントを作成することは出来ないことを考えると、それほど大きな問題ではないとは言えそうだが、アカウントを切り替えるための何らかの動線くらいはあっても良さそうだ。
実際にはGoogleのような大きな括りのアカウントとそれを使ってログインするアプリケーションという組み合わせでしか提供できなそうではある。しかし自動的にログインさせることは無理でも、過去にログインした形跡があればログイン・フォームの方を出すなどは可能だろう。
ユーザーは間違えるものという前提は浸透したと思うが、それへの対応の多くはその間違いの指摘に留まる。間違いをさりげなくフォローする仕組みが提供されるようになるともっと良いインターネットになるはずだ。