Perl依存がなくなったので、MinGitで生きていけそうだ。特にBusyBox版はコンパクトで速いということなので是非とも使ってみたかった。環境を壊さないように注意しながら色々試してみたが、素直にフルセットのものをインストールして使うべきという振り出しに戻る結論に至ってしまった。

ページャーがおかしいのはコマンド・プロンプト側でchcp 65001(UTF-8)し、Git側でcore.pagerbusybox lessにすることでうまくいった(less.exeなどはないため)。moreにしたら止まらなかった。色を付けなければ他は特に問題なく動くので、機能はする。git diffでのリビジョン指定が挙動不審なことが気になるくらいだった。

しかしBusyBox版のMinGitはインタラクティブなコマンドが実行できない。つまりadd --patch(add -p)ができない。これではコマンド・プロンプトで使うには非力すぎる。MSYS2版ならできるが、今度はUnixコマンド群を調達するために別途UnxUtilsなどを導入する必要が出てきてしまう。

コマンド・プロンプトで使うコンパクトなGitを想定して作られているものではないということなのだろう。