ごく普通の高機能なblogツールを利用している場合は、エントリをPublishする方法は、その実装方法に依存すると思います(複数のアプローチが用意されていることもあるでしょう)。blosxomでは「指定ディレクトリにファイルを作る」ということに過ぎないので、Publish方法は自由です。一番ポピュラーなのはwikieditishを導入して、Publishする方法をプラグインとして実装してやるものでしょうか?
僕は好きなエディタで書きたい派なので、コマンドラインで動作するFTPクライアントでローカルに作ったエントリのテキスト・ファイルをアップロードすることによってPublishしています。こうしてやる利点は、好きなエディタが使えるという以外にもいくつか利点があります。
まずは「一旦ローカルにエントリのテキスト・ファイルを作成するので、自動的にエントリのバックアップが出来る」こと。これはまぁ、想像する通りの利点だと思います。いらないって言えばいらないかもしれないけど、僕には必要です。
もうひとつは「FTPでアップロードをバッチ・ファイルに記述してやることによって、連続して何かしらのアクションを起こすことが出来る」こと。ちょっとわかりにくいですね。実際に僕が利用しているエントリをPublishするバッチ・ファイルでやっていることを羅列してみます。
こんな感じです。個々の機能はどんな方法でも実装できます。Perlスクリプトでも良いでしょうし、Cで簡単なコマンド・ラインで動作するアプリケーションを作っても良いでしょう。それなりに機能のあるテキスト・エディタであれば、編集中のファイル名を引数にしてバッチ・ファイルを起動することも出来るので、ボタン(とかキーボード・ショートカット)一発でここまで出来ます。
blosxomの場合は、最初に言ったようにエントリのPublish方法は「指定ディレクトリにファイルを作る」ということに過ぎないので、こういうことが比較的難しく考えずに出来ると思います。制限があるサーバーでなんでもかんでもやらずに、自由自在にアプリケーションを動かせるローカルでいろいろやった方が楽なような気がします。
それぞれの機能をきっちり実装してやれば、正直Bloggerクライアントなんざイラナイデス。
weblogUpdates ping送信やTrackBack ping送信に悩んでいる人をけこう見かけるのでひとつのアプローチとして提示してみました。これはこれで欠点はあるんですけどね。一番でかいのはきっちりこの環境を構築したマシンからでないとPublishしにくくなること。あと、Cnet JapanみたいにTrackBackで送られてきたURLとホスト名をチェックしているようなところにはTrackBackを送信できないとかも。
てか、160GBのHDDのフォーマットがオワラネェ。