もう第二刷! な、ぶろがーのますとあいてむBlog HacksのHack #79ではPerlでBloglinesの新着記事数をチェックするスクリプトのお話です。このHackの子見出しは、「WindowsやMac OS Xと違ってBloglines Notifierの用意されていないLinuxなどで・・・」となっていますが、現在はMozilla Extensionとして動作するものKDE上で動作するものが公開されています。ので、通常はこちらを使った方が良いと思います。

と、するとこのHackが無意味なモノになってしまうのでいろいろと誤魔化してみる。子見出しと違う形になってしまいますが、いろいろなプログラムからBloglinesの新着は取得できるんだよ! みたいなHackとして受け取ってもらえれば幸いです。Hackの前半で書いているように、ごく簡単な手続きでパースしやすい文字列が返ってくるってわけです。

Windowsだと、簡単なスクリプトが動かせたりするSamurizeCoolMonKapsulesなどでBloglinesのNotifierを作ることができるでしょう(使ってないので僕は作りませんけど)。また、TClock Lightのユーザー定義文字列を引数でセットできる機能を利用して、WSHで新着記事数を取得してTClock Lightに渡し、タスクトレイに表示するなんてことも可能です。

TClock Lightを利用してBloglinesの新着記事数をタスクトレイに表示。

これを実現するためには以下のようなVBScriptファイルでOK。

sMail = "<登録したメールアドレス>"
sTClock = "C:\Program Files\TClock Light\tclock.exe"

Set oXmlHttp  = CreateObject("Msxml2.XMLHTTP.3.0")
Set oWshShell = WScript.CreateObject("WScript.Shell")

sTClock = Chr(34) & sTClock & Chr(34)

oXmlHttp.open "GET", "http://www.bloglines.com/update?user=" & sMail, False
oXmlHttp.send
sRes = oXmlHttp.responseText

aRes = Split(sStr, "|", -1, 0)

oWshShell.Run sTClock & " /ustr9 " & aRes(1)

あとはTClock Lightの書式設定にUSTR9と書いてやればこのVBScriptを実行するたびにタスクトレイの表示が更新されます。定期的にこのVBScriptを実行したい場合は、同じくTClock Lightのアラーム設定で適度な間隔を指定してやれば良いです。さらにはTClock Lightのマウス操作設定で、タスクトレイのダブルクリックをファイルを開くにしてやり、ファイルに、

http://www.bloglines.com/myblogs

を指定すると、タスクトレイのダブルクリックからMy Blogsが開けて完璧!

まぁ僕はtcbloglinesを使っているんですけどね。