ここの所、色々な展覧会のチケットをオンラインで買えるようになり、入場がスムースで助かっている。コンビニ受け取りと違って、発券の手間も手数料もいらない。平日限定チケットなど、割引きされるものも増えている。全体的には便利になっているが、許せないのはユーザー登録が必須のものだ。今のところユーザー登録してまで買うことはあまりない。前売りで数百円安くなる時くらいだ。
多くの人は年に1回か2回しか使わないだろう。そのくらいの利用頻度のもののために、ユーザーへアカウントの管理を要求するのは間違っている。また、同じアカウントで全ての展覧会チケットを買えるわけでもない。わざわざ独自のユーザー登録とアカウントが使いまわせるはずのオンライン・チケット代理店を組み合わせているところもある。これでは年に1回どころか、数年に1回しか使われないアカウントになってしまうだろう。ユーザーに登録させることとサービスがユーザー情報を管理することについて軽く考えすぎだ。