ソニーの完全ワイヤレス・イヤフォン(WF-1000XM4)

スマフォの買い替えを先に延ばしたので、そのお金でイヤフォンを買った。iPhoneを買っていたらAirPods Proにしたと思うが、ソニーのハイエンド、WF-1000XM4にした。色は黒だ。29480円だが、ヨドバシカメラのポイントで買ったので、持ち出しはない。

ノイズキャンセリング付きの完全ワイヤレスという条件で探し、候補になったのは以下の5つだった。

Nothingは生産が間に合っていないのか、公式で売っておらず、あきらめた(後で見たらビックカメラで普通に売っていた)。JVCとDenonは、イヤフォン本体が安っぽいような気がした。特にJVCは赤いリングが気に入らなかった。B&Oの質感は圧倒的に良かったが、スティック型じゃないものにしてみたい気分になったため、ソニーになった。

音は段違いに良い。久しぶりの高級機種はすごい。歌がきれいに聞こえる気がする。ノイズキャンセリング機能もきちんと機能し、アプリを入れれば歩き始めると外音取り込みに切り替わるあたりも気が利いている。外して15分経つと電源が切れ、着けると電源が入り、接続するあたりもそれなりに機能している。

再接続時にボリュームがおかしくなることが何回かあった。再現性は不明だ。そしてやはり装着感にはかなり不安が残る。耳介にはまっているような感覚はあるので、ちゃんと装着していたら落ちなさそうだが、耳を選びそうだとも感じる。ケースの端子はUSB-Cだが、付属の充電ケーブルはUSB-AからUSB-Cへ変換するケーブルだった。この手の変換ケーブルがどんどん増えていく。

Headphones Connectアプリはいろいろ設定がある。ノイズキャンセリングの風切り音低減や外音取り込みの強度は要設定だと思われる。タップ操作の設定は完全にカスタマイズできるわけではなく、いくつかのプリセットから選択するのみと不満が残る。アクティビティーなどはXperiaだけでやってくれと思う。一通り設定が終わったら、ファームウェアの更新以外では必要ないだろう。ノイズキャンセリング機能の歩行時での自動切り替えだけが悩ましい。