市街地の上だけ晴れているが、南アルプスには雲がかかっており、まったく見えない

暖かくなったので、墓参りに行ってきた。ここのところ雨が多く、5月の連休前は難しそうだったが、なんとか晴れそうな日にした。前日の天気予報で雨が降るかもしれないと言われたが、なんとか朝までにはあがってくれ、出だしは順調だ。

側面は旧型車両と同じように銀地に水色と青の線のままだが、正面が真っ黒になり、波をイメージした意匠が青のドットで飾られている
相模線の新型車両

相模線は新ダイヤになった。横浜線直通がなくなったくらいで、あまり影響はない。いつものように通勤・通学ラッシュが終わったくらいの電車に乗る。相模線の新型車両に初めて乗った。町で踏切待ちをしている時にはなかなか見かけず、乗れてラッキーと思ったが、どうもダイヤ改正以降はすべてこの新しい車両に変わったようだ。ワンマンに変わったせいか、ドアの開閉はほぼ手動になり、人が乗るたびに開閉時の警告音がかなり頻繁に鳴る。

中央線が遅延していたので5分遅れであずさは発車した。乗車率は7割くらいだが、2つ並んで空いている席はなく、今回も乗客は多い。途中、橋本、八王子、高尾とどんどん雲が増えていき不安になってきたが、笹子トンネル(多分)を越えたら一気に晴れてほっとした。さすがに山の方は雲がかかっており、富士山は見えない。


墓は草むしりが必要なかった。まだ生え始めていなかったのか、コツコツと除草剤を撒き続けた結果なのか。とにかく楽だったので、今回は墓石をきれいに磨いた。お参りしたした後は、いつものように武田神社まで歩く。サクラはおわっているものの、モミジの葉がきれいな緑色で生えそろっていたり、ツツジが満開手前くらいで見頃だ。傾斜地にある墓地のため、ツツジを下から見上げるような場所もあり、地元に多いツツジも新鮮な気持ちで見られる。鳥もよく鳴いていて、天気も良く、散歩にはもってこいだ。

掘の上に張り出したフジがひっそりと咲いている
武田神社の堀

武田神社からはタクシーでちょっと遠出した。途中にドスパラの路面店があってびっくりした。神奈川の郊外と違い、ガソリン・スタンドや車の販売店が多数あり、車がないと生きていけない地域であることを実感する。有楽町線や南北線の延伸を始め、新百合ヶ丘まで地下鉄が~とか、小田急多摩線の延伸が~とか、電車の充実が話題になるあたりとは違う。

遠出の後はもう遊ぶ余裕はなかった。駅でまるき葡萄酒のハーフボトルを2本買い、帰途につく。帰るころには甲府も雲が多くなり、怪しい天気になっていた。