泣きながら長い曲名の曲のMVとファイト・クラブを観ていた。当時はBeat UKを欠かさず観ていたので、毎週のようにあの曲を聴いていたと思う。アルバムは友達とワリカンで買った。デュエット・パートの女性が誰かを探す競争を、半年くらいしていたことも思い出した。洋楽雑誌の年末特集か何かに載っていたのを発見した友達がいて、それで決着がついた。今は5秒で見つかる。

こういう時にさっと懐古でき、YouTubeやPrime Videoはすごい。時間は有限なので、温故できてしまうと、知新する時間がなくなる。どこかで、購読サービスは未知の新しい作品よりも古い傑作に恩恵が大きく、業界の先行きは暗いというような記事を読んだが、こういうところもあるのかもしれない。