ブラウザーの描画領域に合わせてフォント・サイズを変更するようにしたんだけど、スマートフォンやタブレット機器の回転機能のことを考えてなかったなーということに思い至った。フォント・サイズの変更を行うブレークポイント次第で回転させただけでフォント・サイズが変わってしまい、結果として読みづらくなってしまうことがあるということ。

スマートフォンはまぁともかく、タブレットでは端末を回転させるとかなり描画領域に変化が起こる。適当にブレークポイントを設定してフォント・サイズを変更するようにしていると、回転させたらフォント・サイズが大きく(小さく)なってしまうことがありうる。場合によってはタブレットを持つ手を動かして、タブレットと目の距離を調節させることになる。老眼が始まってたりする場合は、読みやすくするために回転させたのにも関わらず、フォント・サイズが変わったせいでピントが合わなくなって読めなくなったりしそう。

タブレットといってもいろいろあるのでそれらに対応などはとてもじゃないが無理。勿論iPad先生にフォーカスを当てるのもそれはそれでアレなので……。

Webではデバイスを意識する必要はないと思うし、そうあるべきだと思う。けれどもデバイス固有の機能を邪魔しないような工夫は最低限必要なのかもしれない。