Not some lorem ipsum。

ウェブデザインにおいてそのウェブサイトで実際に使われる文章を用いてテストすることは重要だという。レイアウトのテスト等においてはその限りではないけど、フォントの選択やリンク色の調節・text-*プロパティの確認などにおいてはいわゆるlorem ipsumとかじゃなくて、そのウェブサイト特有の文章を用いて行うのが良いと思う。そうしないと読むという行動においてそのウェブサイトにどういう問題があるのか確認することが出来ない。異論はかなりある。賛否半々という印象。

とにかくプロトタイピングにおいてはそういった文章を用意することは難しいこともある。かといってlorem ipsumでは日本のウェブサイトには不向きで、パブリック・ドメインの行政文書や小説では英文の交じり方が弱い。ロレム・イプサムはプロトタイプの時点で上記のような目的を叶えるためにある……ものになるはずのもの。