遂に<div itemprop="articleBody">というタグに耐え切れなくなったので、main要素をネストする方向に書き換えた。HTML5仕様ではmain要素はドキュメントごとにひとつしか許されないが、WHATWG版HTML仕様ではそのような縛りはない。すっきりした。

それだけだと中途半端なので、見出し要素だけで暗黙のセクションを生成させていた箇所をすべてsection要素でマークアップした。明確な切れ目があるわけではないので、雑にgrepから置換してから目で確認していった。これからはちゃんとsection要素を書くことにする。

インデントしたらそのインデント・レベルのテキストをsection要素でマークアップしてくれるMarkdownプリプロセッサーとか欲しいかなとかちょっとだけ考えた。けどそれはそれでMarkdownの良いところである読みやすさが失われる。やっぱり色んな意味でMarkdownは簡易HTML記法ではないなと思う。

とりあえず魔改造したMarkedでsection要素内も普通にMarkdownと解釈されるようにしたけど、ついに普通にHTMLガシガシ書く生活に戻りそうな予感がする。技術者としてダメな感じでテンション上がる。

他HTTPS化に備えた作業の続きをしたりもしている。HTTPS化はとても魅力的なんだけど、HTTPに戻るということが事実上不可能と考えるべきだと思うので、もうちょっとどのくらいのお金と労力で運営できるかを確認してからにしたい。Cloudflareに依存した形での運営を、無料で永遠に続けられると仮定するのは危険すぎる。