contentプロパティーの値とgetComputedStyle()の最後で触れたように擬似要素ならcontentプロパティーの値をgetComputedStyle()経由で拾えていた。Chrome 33でちょうどこの辺りに変更が加わったのか、擬似要素がdisplay: noneの場合にcontentプロパティーの計算済みスタイルが空になるようになった。らしきIssueは見つけた。

display: noneの場合に限った挙動の様なので、スタイル・ガイドではpositionプロパティーで画面外にふっ飛ばしてとりあえずごまかした。

html::after {
  position: absolute;
  bottom: 100%;
  content: "6.52.3";
}

利用が制限されることが多いcontentプロパティーの計算済みスタイルを使うのはダメそうなので、何か別の手段を考えた方が良さそう。どうしてもgetComputedStyle()を使うのならfont-familyプロパティーを使うのが無難で、実績もある。id属性を振ったlink要素で参照しているCSSの最後(か最初)のルールセットに仕込んで、うまいこと拾ってくるとかのが素直な感じか。