復帰してからこっちウェブページから色々削除していた。Facebook向けのOGPやTwitter Cards用のmeta要素、ほぼGoogle向けのMicrodataなどを削除して、HTMLでは必要最小限のところまで絞った。CSSでは主にNormalize.cssを削除する作業と、SCSSでの変数のローカル化なので、結果はほとんど変わっていない。JavaScriptは元々それほど使っていないので変わっていない。この状態をベースラインにして、何をどう積み上げるか、だ。

FacebookのOGPやTwitter Cardsはいらないかなと強く感じる(同じことを何度も書きたくない)が、逆にMicrodataは追加したい気持ちが強まった。しかしそれならh-entryの方が良いなという気もし、難しいところだ。Microdata自体はオープンな標準仕様ではあるものの、併せて利用することになるShcema.orgのボキャブラリーが事実上Googleのものなので、FacebookのOGPとTwitter Cardsとなんら変わりはない。でも今さらMicroformatsに戻るのかというと抵抗はある上、hAtomではなくh-entryにしてしまうとサポートされている環境が大きく減ることにもなる。

CSSでは必要なノーマリゼーションのコードをどう取り込むかを一から考え直したい。

今年中にHTTPSにしよう、と決めた。どうやら2000円/年くらいでHTTPSを安定して運用できそうな状況になりつつあるようで、HTTP Strict Transport Securityを利用して移行させたとしても、取り返しのつかない事態におちいるということはなさそうだ。まずはCloudflareを使い、半年以内に避難場所を確保するという形にしたい。


ウェブフォントも削除してるが、これは一時的なもの(San Franciscoファミリーの実験のため)だ。が、久々にウェブフォントなしにするとやはり快適で、個人のウェブサイトのようなキャッシュ効果が低いページでウェブフォントを使うにはかなりの工夫が必要そうだと改めて感じた。ローカルストレージに突っ込む手法は大手よりも小規模なウェブサイトでこそ威力を発揮するのかもしれない。