vim-css3-syntaxを更新して、v1.9.1をリリースした。変更点はあまりなく、謎の単位が大量に追加されたくらいだ。1dviとか書かれても、もはやどれが何の略か推測不能だ。正解はdynamic viewport inlineなので、動的に変化するビューポートの書字方向(の1%)ということになる。

仕様方面では動きが少ないが、Vim側で大きな動きがあった。それはiskeywordへのハイフンの追加だ。sans-serifなど、ハイフンを含むキーワードがkeywordで宣言できるようになるので、かなりシンタックス・ファイルが書きやすく、読みやすくなる。特にafterで上書きも行うvim-css3-syntaxでは、keywordmatchの優先度の問題が解決し、とても助かる。

しかし、弊害も色々あるので、Vim 8.3のリリース時には削除されそうな気もする。8.3がリリースされ、(aptリポジトリーが更新され)、ハイフンが残されたら、すぐにマージできるよう作業はした。