Edge 14での両端揃えの調節をしていた。和英混在の日本語にはinter-ideographがベストと思っていたが、どうもinter-clusterが一番うまくいくようだ。

inter-clustertext-justifyプロパティーで使える値で、Internet Explorer 9から11やEdge 14まででの独自実装だ。そのためちょっとまずいが、今のところtext-justifyプロパティーの実装が他にない(Blink系では実験的な機能フラグから有効にできるが)ので、実際上は問題にならないだろう。後に修正する時に気を付ける必要はある。

このinter-clusterという値はMSDNの文書によると以下のようになっている。

Justifies lines of text that contain no inter-word spacing.

単語間に空白のない文章を均等割り付けするとなっている。つまり和英混在の日本語でも英単語間の空白が意図しない幅に拡大することがないということだろう。

このウェブサイトでも試しに追加してみているが、うまく両端が揃っているようだ。しばらくは(他のブラウザーでのtext-justifyプロパティーの実装が進まない限り)これで安定と考えられる。