ここのところ(11/30あたりからでしょうか)Bloglinesでlivedoor BlogやSeesaa ブログのRSSがまったく更新されないと言う状態が続いていたのですが、本日の午前中より正常に更新されるようになったようです。この間、「Bloglinesで閲覧できないんですけど・・・」みたいなメールが何通か送られてきたりして。「何で僕に?」と言う疑問は置いておいて、なぜこういう状況になるのか語ってみたりする。推測で。
まずBloglinesの巡回頻度について。これはFAQにも記載されていますが、一時間に一回ということになっています(BlogRollingやWeblogs.Comを見てイレギュラーに巡回に来ることもあるようですが定かではありません)。ので、最悪でもRSSが更新された一時間後までには更新が反映されます。
今回のトラブル(というのは正確ではない気がしますが)の原因となったのは、その巡回時におけるBloglinesの挙動です。Bloglinesは巡回した時に(いろいろな原因で)接続がタイムアウトしたり、RSSが上手くパースできなかったりなどエラーを検知すると、その一時間に一回という巡回頻度を変更します。その変更とはエラーの検知後は巡回頻度を徐々に下げていくと言うもので、正常に取得できた場合は一時間に一回というデフォルトの巡回頻度に戻ります。逆にエラーが続く場合はどんどん巡回頻度が下がっていきます(最終的には巡回しなくなる)。少し前の話になりますが、JUGEMなんかでも似たようなトラブルが起きてましたね(最近はあまり無いみたい?)。
要は「そのうち直るからおとなしく待ってろや」ということ(超なげやり)。
以上の推測はうちのサーバーへのBloglinesのクローラーのアクセスから推測したものに過ぎないので、正確ではないと思います。
以下は私見。このBloglinesの「エラーで巡回頻度を下げる」というアプローチがRSSのクローラーの挙動として好ましいかどうかは難しい問題なんではないかと。ユーザー的な立場から見ると、RSSの利点である速報性の高さが失われる危険性が高いので、あまり歓迎されるアプローチではないとは思います。しかしながらRSSを配信している立場から見ると、こういうようにある程度機械的に巡回を調節してもらわないと、配信を停止したRSSに延々とアクセスされ続けられるという危険もあるわけです。Bloglinesのアプローチに諸手を挙げて賛成と言うわけにはいかないですが、現状としてはそれなりに理にかなったアプローチではあると思います。