今だ具体的な利用方法が生み出されて無いような気もする、FOAFですが、IRCとか自分のプロファイルをはっきりと示せない環境で、示したいなとか思った場合に有効に使えるかもとか思ったので作ってみました。本当は、なんとなく作ってみたかっただけとかいうのが本音だったりするわけですが。

FOAFは簡単に言うと、個人の人となりを仕様にしたがって表現するものです。仕様には知人の情報も表現できることになっているので、自分の知人関係も表現できることになります。関心空間みたいな感じとか言うと一番わかりやすいかもしれないですね。関心空間みたいにつながりを検索できるような仕組みはいまだに無い(ような気がする)ので、いまいち有効性が見えてきませんが、Googleが対応するかもみたいな噂(信憑性薄いです)があったり、未来はありそうな予感。

ぶっちゃけ現状ではほとんど役に立たないのですが、コミュニティが複雑かつ大規模化する現在、自分に近い存在の人を見つけられる可能性があるこの技術は、意外な可能性を秘めているかもしれません。FOAFをチェックして流行り廃りを調べてみたり、初顔合わせな人にFOAFを見せることによって自己紹介したりとか。

まーなんか画期的な使われ方が出てこないと面白くならなそうではありますけどね。

作成する時は、FOAF-a-Maticを使ってみたりすると、比較的簡単だと思います。一応、僕のFOAFファイルに説明をコメントで埋め込んだテンプレートっぽいものも置いておきます。

FOAFファイルを用意していることを示す方法として、Ian DavisさんによるFOAFアイコンにFOAFファイルへのリンクを張ったり、HTMLファイルに、

<link rel="meta" type="application/rdf+xml" title="FOAF" href="http://path/to/foaf.rdf" />

などと埋め込む方法が推奨されているみたいです。将来はlinkタグから検索エンジンが拾ってくれたりするようになるのかな?

よくわかってないのでツッコミは常に歓迎。