虫眼鏡アイコンは柄の向きが複数ある。Microsoftは柄が左下を向いているものを、GoogleやAppleは右下を向いているものを採用している。Emojiのように右下と左下に向いているものに大別できそうだ。

ウェブでは柄が右下を向いている虫眼鏡アイコンを見ることが多い。Googleがそう、ということが一番大きいのだろう。しかし、柄の向きに左右どちらの手で持たれている(いた)のかという一定の意味があるなら、そのことを反映させることは重要かもしれない。

ウェブページの左に置くなら、左手で使う(使っていた)はずなので、柄が左下を向いている虫眼鏡アイコンを使い、右に置くなら、その逆だろう。入力ボックスの横に置いてある場合は、ページではなく、それとの位置関係で決める。入力ボックスの右に検索ボタンとして虫眼鏡アイコンを置くなら、柄が右下を向いている方を使う。

ただ、柄の向きに意味があるかどうかは微妙なところだ。柄が右下を向いたメジャーな方を採用し、それに合わせて検索フォームやそれを呼ぶボタンを右寄りに配置する方が、理にかなっていそうだ。