脱出できなさそうなものはなるべく使いたくないが、代わりがないと使わざるを得ない。古より継続中なのはAdobeプロダクトであり、少し前ならナントカeeScript (あまり書かずに逃げ切った)で、今ならカントカ-in-ナントカ(いずれ死ぬのは自分じゃないと思いながら書いている)かもしれない。

現実をどうにかしようと生まれたものなので、便利で役に立つのはしょうがない。それを将来置き換えることになるかもしれないウェブ標準技術を意識しながら書いてもつぎはぎだらけのものが出来上がるだけだ。そのように意識的にブレーキをかけながら使っても本来の力を発揮できないだろう。

そこで脱出できるかを知ることが重要になる。採用の判断基準にするべきではないが、採用が影響を与える範囲を知るためには、脱出できるかという観点がわかりやすい。


明日くらいにSassから脱出しよう、という決意表明のために書いておく。